昨夜、6月の米雇用統計が発表され、全体の失業率が9.5%と悪化したが、その内訳は見ると、その惨状はもっと酷い。
〔年齢別〕
●16歳~19歳 24.0% (前月比 +1.3ポイント)
●20歳~24歳 15.2% ( 同 +0.2ポイント)
●25歳~34歳 10.1% ( 同 -0.4ポイント)
〔形態別〕
●フルタイム 10.3% (前月比 +0.1ポイント)
●パートタイム 5.9% ( 同 -0.1ポイント)
おわかりのように、若年層の軒並み二桁台を突破し、19歳までになると4人に1人しか働き口がない惨状で、80年前の世界恐慌並みの数字である。将来の国を背負って立つ若者に未来がない状況だ。
形態別もフルタイムが減り、辛うじてパートタイムで凌いでいる状況であるが、GM、クライスラー破綻以後自動車産業を中心に溢れだした失業者を受けきれるものではない。
オバマ大統領は、「何年もかかってここまでひどい状態になった景気は、数カ月ではひっくり返せない」と忍耐を呼びかけたが、ギブス報道官は定例会見で「景気回復の過程で、失業率改善は最も時間がかかる。今後2~3カ月中に、失業率は10%になるだろう」との予想を示した。
当然のことながら、消費が落ち込むことは確実であり、アメリカの象徴たる自動車産業を失った今、凋落の一途を辿ることは明白であり、"若い国"と言われた活力は、もはや「戦争」のみによってしか解消できないところまで来ているのである・・・。








